時間の流れ方

2002年9月16日
ちょっと前は毎日摂氏35度で、暑い暑いって言いながら、汗流して通勤した。会社に着いたらポカリとかDAKARAとか飲んで、なんとなく失われた分の補給をしてるつもりになってた。

ちょっと前の後の金曜日、喉の右側が痛いなあ、って思った夜は、ミーティングで上着をかぶり、ビル風邪が皮膚に痛くて、ふらふらしながら家まで帰った。

翌日から気温より少し高めの38度の熱が出て、39度との間をさまよいながら、寒い寒いと言って月曜日を迎えた。
気温が35度とか36度とか言われてる中、寒がって布団かぶって、でも大汗かいて何度も着替えながら、でも熱は下がらなかった。

そのうちあんまりにも喉が痛くって、唾液をごっくん、とすることすらできなくなり、水を飲むことも拒否しだした。

注射が大っ嫌いな私ですら、点滴してもらえば楽になるんだろか、点滴なら、ごっくんてしなくってもいいんだなあ、と思ってた。

3日もお風呂にはいってないから、何もつけてないのにでっぷでかためたようなoilyな頭にアディダスの帽子をかぶって、ふらふらしながら病院行った。朝8時半の受付で、震える手で問診票を書いたら、「猫さん、まだお熱ありますか?」と看護婦さんに呼ばれた。

「はい」って言ったら、横になって休ませてくれてほんとに助かった。

朦朧としつつ、寒くて震えていたら、お熱測りましょう、と体温計が出てきて、測ったら38度3分あって、看護婦さんもちょっと「あら」って感じだった。

あんときゃほんとに辛かったなあ。

結局、扁桃腺炎とかで、細菌感染だからおとなしく抗生物質の薬を飲んで、とにかく水分と栄養を取って自力で治すしかないとわかったら、点滴のおかげか食欲は湧いた。

生まれて初めての扁桃腺と点滴。
たぶん、体力弱ってて、ただの夏負け。

月・火と会社を休んで、水曜日はふらふらだった。行くだけで辛くて、日常業務をなんとかこなして、定時を待って帰ったっけ。

あれから1ヵ月以上過ぎた。

Mと話さなくなって、電話で一度話をした。
その後会って話して、電話のときと同じような、でもなんだか違うような話をした。

会ったときに、一個返したものは、ひとつの象徴のようでもあり、なんでもないもののようでもあり。

小さいことで、あそこでこうしていたら、ここでこう言っていたら、と思うことは、人生の中で無数にある。

そして、それがとても大きいことだと思っている時期は、きっと、やがて、過ぎ去っていく。

ここ1,2か月は、1年のようでもあり、1週間のようでもあり、なんて言う気はまったくないけど、ここ2年ほどの総決算のような感覚は無きにしも非ず。

すごく遠くに感じること
悲しいほど近くに感じること
ずっと先まで続いていること

先まで続くかどうかもわからないこと
ずっと続けて行かなくちゃいけないこと


すぐに辞めたいこと
辞めたくても辞めないであろうこと

ここにこうして書いていること


現実も非現実も、いつでも自分の中にあるってこと。
ちょっとバランスが崩れると、きっと、もしかしたら、楽になれるのかもしれないこと。

ただ、下手にバランスを崩すと、とんでもなく苦しいことになるであろうということ。

何が書きたいのか、何をしたいのか。

とりあえず冷蔵庫と掃除機を買って、電子レンジは棚から下ろして、古いパソコンを処分して、データをノートパソコンに移そう。

トラックの来る日まで、部屋の荷物をすべてダンボールに移さなきゃいけない。

初めての引越し、初めての一人暮らし、自分の家、自分の部屋、自分のキッチン。

自分の空間、自分の時間、自分の責任、自由。

全部手に入っていろんなものをなくす。
いろんなものを手に入れて、一体どうやっていくんだろう。


なんにもわかんない。
初めてのことだらけ。

まあ、とりあえず、やってみなきゃ始まらないのかな。

ここ最近の時間の流れと、今の時間の流れ方。
今の時間の流れ方と、ひとりになったときの時間の流れ方。

とやかく言う人もいない、うるさく言う人もいない。

とりあえず熱も下がったし、
自分のペースでやってくってのもまた一興。

私の生活って、どんな生活なんだろう。

とりあえず、家を買ってみました。

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