complex

2001年7月17日
立場が違うと見えるはずのものが見えなかったり、
見えなくていいものが見えたりすることがある。

こっちから見たらあの色だったのに、
あっちに立ってみたら違う色に見えた。

しなきゃいけないことはいっぱいあって、
やらなきゃやらなきゃって自分を追い込んでる。

そしたら、体が資本なんだから、
倒れたら何にもならないって忠告された。

同棲をはじめた相手に彼女がいたり、
彼女がいるのに他の子に気があったり、

だけどきっとそれも、
ほんの少し立場を変えてみたら、
まったく違うものに見えてくるのかもしれない。

彼女に誠実な彼とか、
その子を純粋に好きな彼とか。

反対側に立てば、
彼女を裏切って、
その子も裏切って、
そして結局帰ってこない彼がいて。

彼女を大事にしてる彼がいて、
幸せそうな彼女がいて。


そうかと思うと、すべて順調に見えるカップルが、
じつはたいへん深刻な状態であったり、
昔の恋愛へのアテツケで誕生したカップルが、
本当の幸せを築いていたり。

某おともだちが言ったように、
人生っていろいろで。
自分が思うことも
誰かが思うことも、
同じ重さで受け止めてしまう。

それってけっこう、ココロに負担。

だったら考えないほうがいいんだろな、
そう思って考えないことにしてみたり、

だけど考えなきゃいけないんだろな、
って思って、
反対側に回ってみたり。


そうやって動き回りながら、
自分の足元を見ていない自分がいた。

猫の生き方は「点」なのかな。
振り向けばそれがつながって、
いびつな線を描いていた。

いましていることも、
これからすることも、
正しいかどうかなんてわからない。

そもそも、正しいっていうことさえも、
正しいとはなんぞや?
っていう疑問に行き着いてしまう。

平日と休日の繰り返し。
浮いたり沈んだりの繰り返し。
睡眠と覚醒の繰り返し。
呼吸の繰り返し。
まばたきもまた。


意識せずに心臓が動く、
その動きの繰り返し。

ほかに、意識せずに動いているところって、
いったいどれだけあるんだろう。

24時間の繰り返し。
夜が終われば朝が来る、
朝日のリレー、バトンタッチ。

それは谷川俊太郎?
谷川俊太郎と言えばスヌーピー。
スヌーピーと言えばNくん。
NくんといえばFちゃん。

Fちゃんといえば、絶縁。

まあ、絶縁はそこでストップだから、
ループすることはありえない。

きょうは、ちょっと考える日のようです。
昼間は忙しかったなぁ。
最悪。

ノルマはちっとも進まずに、
人に振り回されて、仕事に振り回されて、
おわり。

パニックになったら負けですよ、
それを楽しむくらいじゃなくちゃ。


そう言ったのはiさん。


猫は、楽しむ前に死んじゃいそう。

でも、やっぱり、
しなくちゃいけないことはしなくちゃいけない。
そんなわけで、

時計の短い針が、あと30度進むまではなんとか。
明日の朝は、いつもより早い。

大崎駅で、待ち合わせです。

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